伊勢だより

五月十四日

神御衣祭

 伊勢の神様のお食事は、一日に二度(日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい))、住居の建て替えは二十年に一度(式年遷宮(せんぐう))。
そして衣類は、私たちと同じ、年に二度の衣がえです。
さて、今日五月十四日は、神御衣祭(かんみそさい)。
松阪に近いはたおりのお宮で、代々の人々の奉仕で織られた和妙(にぎたえ)(絹)と荒妙(あらたえ)(麻)、それに組みひもや針もそえて奉納される古(いにしえ)からのおまつりです。

伊勢・いすずの里だより

二十四節気・立夏(りっか)

五月五日 〜 五月十九日頃

夏の気配が現れてくる夏の始まり。
田んぼではそろって植えられた苗が五月の風に揺れています。光があふれ、草木は伸び盛り、大地に生命力がみなぎります。伊勢も田畑が茶色から緑色に変わります。

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