社員の仕事紹介 -生産設備開発-

人気No.1朔日餅「竹流し」の安心・安全を支える竹筒洗浄機開発プロジェクトに密着!!

人気No.1朔日餅「竹流し」の安心・安全を支える竹筒洗浄機開発プロジェクトに密着!

製作のきっかけは、お客様からの電話

赤福の餡で特製した水ようかんを青竹に流し込み、笹の葉でふたをした「竹流し」。毎年7月1日に販売されるこの商品は、毎月1日に販売する「朔日餅」シリーズの中でも、毎年売上トップの人気商品だ。
だが、お客様から「ようかんの中に何か入っている」というお電話をいただくことがあり、調査すると、天然の竹の内側にある薄い皮だ、ということが分かった。
自然のものだと説明すると納得して下さるケースもあったが、毎年期待されている商品であり、お召し上がりになる際の違和感は完全に無くしたい。問題は竹の洗浄にあった。手作業で洗っていたが、本数が多いこともあり、微々ではあるが洗い残しがあったのだ。
工務・工程課の中村は「機械化にチャレンジすべき課題でした」と話す。

手作業の繊細さに近づける努力

中村は
「業者に頼んで作ってもらうこともあるけれど、これはゼロからのスタート。竹は太さがバラバラで差があるので、市販のものでは難しいのです。」
と話す。そのため設計図だけではなく、ひとつひとつの部品に至るまで、そのほとんどを自作した。
「一番苦労したのは、実際に洗浄する部分の制作ですね。抵抗が大きすぎると竹が割れてしまうし、小さすぎると洗い残しがでてしまう、そのあたりの調整にとても気を遣いました。」
この竹筒洗浄機が実際に運用されて以降、薄皮を全て取り除けるようになっただけでなく、洗浄時間も手作業に比べて大幅に短縮できた。

手作業の繊細さに近づける努力

学校や現場での勉強が活きている

プログラミングを担当した大田は、生まれも育ちも伊勢市。生粋の「伊勢っ子」だ。
「学生時代からずっと工業系で、機械いじりが好きです。入社当初は赤福の生産現場で仕事をしていたので工場の事も良く知っていますし、工学と赤福の製造の仕事を結びつけることができていると感じています。」
「就職活動は地元志向でした。ずっと地元にいることができるのは自分にとってすごく大事なこと。最近、実家の近くにボクシングジムを見つけてね。今通っているんですよ。」
はにかむ笑顔の中にも、仕事や地元への誇りがにじみ出る、将来が楽しみな社員だ。