伊勢だより

十一月二十一日

五ヵ所みかん

 冬の陽ざしはお金を出してでも買え、と言われます。
そんな陽光をいっぱいにあびて、「五ヶ所みかん」が熟(う)れています。
内宮(ないくう)の宇治橋近く、神路山(かみじやま)への道を南にたどり、剣峠(つるぎとうげ)を抜けると、眼下になだらかな山々と湾口が広がります。
おだやかな五ヶ所湾を見おろす南面の山々が、五ヶ所みかんの里です。
これも私たちの郷土自慢の一つです。

伊勢・いすずの里だより

二十四節気・立冬(りっとう)

十一月七日 〜 十一月二十一日頃

はじめて冬の気配が現れてくる日。冬立つ日。
神宮宇治工作所のイチョウ並木が色づき始めます。暖かい日差しは消え、地面は冷えて固くなります。冬の始まりです。

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