伊勢だより

四月二十四日

波切鰹節干し

 志摩の波切(なきり)は、鰹節の名産地です。
よい鰹節をつくるために、波切の人々は代々たいへんな苦労と研鑽(けんさん)を重ねてきました。
回遊してくる鰹を小笠原島の沖あたりで獲るのが、脂ののり具合などが最適なのだそうです。
これを荒節(あらぶし)という段階から何工程もかけて加工していきます。
そして、質のよい鰹節は、打ち合せると、カチーンと澄んだよい音がするのだそうです。

伊勢・いすずの里だより

二十四節気・穀雨(こくう)

四月十九日 〜 五月四日頃

春の暖かい雨が降って、穀類の芽が、伸びてくるころ。
春の暖かい雨が降ります。晴れた日は、新橋下の五十鈴川河川敷で元気に泳ぐ鯉のぼりを見ることができます。

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