伊勢だより

五月二十四日

のしあわび

 二千年以上もむかし、倭姫命(やまとひめのみこと)が神宮ご鎮座の地をもとめて旅をしていました。
志摩の国崎(くざき)という所を通りかかると、土地の海女たちが、それはすばらしい海の幸を献上しました―――神宮におそなえするあわびが今も国崎(くざき)で調製されるのには、こんな昔話があるのです。
今、国崎では、そののしあわびづくりに懸命です。
ぬめりのあるあわびを、ここの人々は巧みにむいていきます。

伊勢・いすずの里だより

二十四節気・小満(しょうまん)

五月二十一日 〜 六月五日頃

万物が次第に成長して、一定の大きさに達してくる。
昼間は少し汗ばむくらいの陽気です。五十鈴川では、カジカガエルの声が響くようになりました。

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