原材料について
砂糖のこと
赤福餅に使用する砂糖は、結晶の大きさ、糖度の高さなど細部にわたり、弊社独自の基準の砂糖を製糖会社に委託しております。
小豆のこと
赤福餅の餡(あん)は、すべて北海道産の小豆を使用しています。 北海道の広大な土地と気候は、小豆の栽培に適しており、高品質の小豆が生産されています。 弊社では、十勝地方・上川地方・オホーツク地方で栽培された小豆を主に使用しております。
小豆の主な使用産地
十勝地方
音更町農業協同組合(北海道河東郡音更町)
芽室町農業協同組合(北海道河西郡芽室町)
大樹町農業協同組合(北海道広尾郡大樹町)
上川地方
北ひびき農業協同組合(北海道士別市)
オホーツク地方
オホーツクビーンズファクトリー(北海道網走郡大空町)
もち米のこと
赤福餅のお餅はすべて国産のもち米を使用しています。
現在は、北海道名寄産を中心に、一部熊本県八代産も使用しています。 弊社が使用するもち米は、時間が経っても硬くなりにくいことが条件です。また、うるち米(ご飯として食べるお米)の混入がないことも大切で、そのためにもち米だけしか作らない「もち米専作団地」で栽培されたものに限って使用しています。
もち米の契約農協
道北なよろ農業協同組合(北海道名寄市)
八代地域農業協同組合(熊本県八代市)
生産者より(名寄市もち米生産組合)
私たちがもち米をつくる時に最も気をつけていることは「うるち米の混入を防ぐこと」です。穂が付き始めたら田んぼの中まで入り、もち米の特徴と異なる稲(異種異形)がないかを見て回り1本1本取り除いていきます。農薬散布も虫や病気の状況も確認してから、農協指定のものを必要最低限におさえるようにしています。収穫後も、もち米専用施設で色彩選別機等を使って異物の除去を行うなど、私たちは良質なもち米づくりに誇りをもって取り組んでいます。
工場での原料管理
原料の砂糖、小豆、もち米は、製造予定数に応じて本社工場内にある倉庫へ運びます。
原料を運び入れる際、原料袋の破れなど異常がないかを目視で確認をしています。また、搬入前にエアブラシで原料袋やパレットに付着している異物の除去を行なっています。
倉庫は、屋外からの異物混入を防ぐインターロックシートシャッター(同時に開かない2重扉のシャッター)を取り付けております。原料運搬用のリフトは屋外用、倉庫内用とそれぞれ専用リフトを使用しております。
倉庫内は一年を通して適温を保つように温度管理を行っており、ここからその日の生産に必要な原料を各生産現場へ運びます。
原料の調査
小豆の検査
小豆は、色や大きさ、風味などを検査するとともに試験的に炊いてみて社内基準に合格した小豆のみを使用しています。
もち米の検査
もち米は、うるち米の混入量や搗いた時の餅の硬さなどを検査し、社内基準に合格したもち米のみを使用しています。