工場の衛生について

生産ラインへの入場

リネンサプライ専門会社と契約し、毎日クリーニングされた作業服を着用します。
帽子のすそは上着のえり下まで入るようになっています。上着のすそは2重になっており内側のすそをズボンの中に入れます。作業着の袖口やズボンのすそは、フライス(ゴム編み)になっています。ズボンのすそも長靴の中に入れ、毛髪などの落下を防止します。

最初に逆性石けんで爪のあいだまでよく手洗いをします。手を乾かしたあとアルコール消毒をします。

粘着ローラーで帽子や上着、ズボンについている異物を取ります。

強い風圧の「エアーシャワー室」を通ります。
ここで体を回転させながら作業服についている粉じんや異物を取り除きます。

作業に入る前に、再度、逆性石けんで手洗いをします。手を乾かしアルコール消毒をします。
ビニール手袋をはめてからも手洗いをして各現場で作業を行ないます。

作業服の管理

その日使った作業服は、毎日、リネンサプライ専門会社へクリーニングに出します。
これにより、異物混入や汚染を予防しています。また、作業服にはICチップがついており、適切にクリーニングを実施しているか1着づつ管理もしています。

衛生検査

商品の細菌検査

毎日、製造ライン別に商品を抜き取り、細菌検査を行なっています。

生産ラインの衛生検査

毎日3時間以上かけて機器類の洗浄と殺菌をしています。また、定期的に機械や器具などがきちんと洗浄できているかをATP拭き取り検査をして、衛生状態の把握と保持に努めています。

製造環境の監視

製造環境の衛生管理については、外部専門業者に捕虫器の設置によるモニタリングなどの調査を委託し、製造環境の衛生状態を監視しています。